小物にパールやビジューを取り付けるとき、糸も使わず数十秒で取り付けられたらどんなに楽でしょう?
と思ったことはありませんか?
そんな楽をして楽しむリベリーノに出会って、作った小ものや使い方を紹介します。
リベリーノって何?
清原株式会社から発売されているパールやビジューを専用の金具を使ってプレスして留める機械です。


どうやって使うの?
各部品について
リベリーノの中には、ねじ式金具5個(5・6・8・10・12ミリ用)とそれぞれのシリコンキャップが入ってます。


取り付けるものの大きさに合わせて金具を選びます。
パールなど球体物を取り付けるときは、シリコンキャップを付けて使用します。



ビジュー(球体でないもの)を取り付けるときは、シリコンキャップを外して使います。
金具はパーツの入った袋に”専用ネジ式金具〇〇ミリ使用”と書いてありますので、確認をしましょう。
準備


取り付けるものの大きさと合う金具を取り付けます。ネジ式なので回せば取り外しが簡単にできます。
下の穴にスパイクを入れます。丸い方が下になるようにします。入れにくいときはピンセットを使うと便利です。
スパイクは1サイズのみ。パーツの大きさは関係ありません。
使い方
準備まで終わったら、取り付けたい布を置き、パールやビジューを置きます。親指でレバーの頭を押さえて、取り付けたい場所まで下げます。そのまま赤いレバーを握ります。力はかけなくても大丈夫です。レバーを離すともう付いています。


パールなどを取り付けるときはシリコンキャップを付けて、シリコンキャップの中にパールをはめてから同様にすると簡単に取り付けができます。
パールがシリコンキャップからはずれず、布が上に上がってきたときは、そっと布を引っ張って下げると簡単に取り外しができます。
作ってみた!使用例
作り始めてまだ数回ですが、いろいろやってみました。
リボンを留めるのに

布バッグにシルクスクリーンを使ってデザインしたものです。
取っ手の付け根とバッグとの縫い合わせ部分にリボンを飾ってみようとしました。
が、この部分は布の厚みがちょっとあって、パールと金具がうまくかんでくれませんでした。なのでちょっとずらしてリボンを配置しました。
1.5mmまでの厚みまでとあるので素材の厚みは大事なポイントですね。
リボンが型崩れしないように、見えない内側にも小さなパールを留めておきました。こういう所も簡単にできるのでいいですね。


作品を華やかに


トールペイントで描いていた作品で日常使いのものにパールやビジューを飾って華やかにさせてみました!
作品がより高価なものになった感じです。かわいい!!
アクセサリー作り

こちらは”手作りフェア”での体験会で作ったものです。
黒いリボンにビジューやシルバーなどのキラキラしたパーツがとてもおしゃれです。
体験会仕様のキーホルダーに付けずに帽子に飾って使うことにしました。
リメイク&修理


ロゴが入って使えない保冷バッグのロゴを隠すインド刺繍リボンを留めるのにパールを使って留めました。
糸で縫うより簡単でかわいい!


Dカンでつながっていた箇所が取れてしまったので(先ほどの写真)その修理に、黒の玉で留めてまた使えるようにしました。
このとき使った生地は黒の革です。

薄い生地の保冷バッグなのでどれだけ耐久性があるかわかりませんが、修理した部分は裏側から見ても全くわかりません。
紐もちゃんと付けれるようになって使用可能となりました!

アップリケ飾りに


黒無地の巾着袋にハイヒールのアップリケを付けて、その飾りにビジューとパールを付けてみました。
アップリケは裁縫上手で接着!
便利ツール
作業の効率化に


コロコロ転がる球体のパーツを入れる小さな容器とスパイクを入れるための小さな容器はおすすめ!
スパイクをセットするときには先が曲がったピンセットもおすすめ!
失敗したときに

配置がずれてしまったり、パーツを取り外すのにはニッパーがおすすめです。
裏からスパイクをつかんで外すこともできるし、どうしても取れないときはスパイクを切断するのに必須です。生地を傷めないように気をつけて使ってくださいね。
ただしプラスティック用は使わないようにしてくださいね。
まとめ
使うのも簡単で、軽いし小さいし、ストレスフリーなものに久しぶりに出会った気がします。
裁縫道具を出して、糸を通して縫うことも今は布用の糊やテープで代用できるようになって、飾りさえこういう機械で簡単にできるようになって嬉しい限りです。
取れてしまったボタンもこの際ビジューに変えてしまって、「ガッチャン」とすれば終わりですね。手間も省けるし、服のイメージチェンジにもなるし一石二鳥ですね。
このリベリーノはまだまだ使い道はたくさんありそうです。あれこれ試してみたいと思います。
面白いパーツが出てくると世界も広がりそうです。
コメント