随分以前に頂いた瓢箪が押し入れの奥深くに眠っていました。何に使おうか皆目見当もつかなかったのでそのままになっていたのです。
久しぶりにその姿を見たら、単純に「かぼちゃ!」に見えました。ちょうどハロウィンもやってくる頃だし、可愛いランプにしてみようと思いつき、初めて瓢箪ランプに挑戦しました!
瓢箪ランプ、知っているけど難しそう、どうやってやるのかわからないと思う方、ぜひ挑戦してみてください。
初めて挑戦したひょうたんでの小物作り(ひょうたんランプ)。ちょっとしたコツやヒントがきっとあ流と思います。
準備するもの
今回はハロウィンパンプキンのガウンやハットまで作ったので必要なものが増えましたが、それらを作らないのであれば不要なものもあります。一通り見てからご自身で必要不必要は判断してくださいね。
- ひょうたん(乾燥させたもの)
- カッター(できればアートナイフ)
- ジェッソ(なければ白のアクリル絵具とシーラー)
- アクリル絵具 黒、オレンジ色(ここではセラムコートのパンプキン)
- 目打ち
- パーフェクトグルー(接着剤)
- 筆(絵具を塗るもの、接着剤を塗るもの)
- LEDジュエリーライト(ケーブル長さ80センチウォームホワイト/100均)
- 障子紙(光を通す紙ならなんでもOK)
- 長めのピンセット
- ワイヤー(針金)5、6センチほど
- グルーガン(ゴールドやシルバー)
- ラメフェルト(100均)
- スタイロフォーム
- 飾りトリム(お好みのもの)
- カラー紐 黒
- ビーズ2個(紫色 直系2ミリから3ミリ程度のもの)
下準備
瓢箪をよくみて、正面を決めたら大まかな図案(切り取って行くライン)」を書いてみます。これは鉛筆でOKです。
このあと色を塗っていくので、鉛筆の線が濃すぎると仕上がりが汚くなります。不要な線は消しておきましょう。
ジェッソを1回塗ります。ジェッソがない時はシーラーを塗って、乾いたあと白のアクリル絵の具を塗ります。乾いたらもう1回白の絵具を塗ります。
ジェッソは白い下地材ですので、ジェッソを使う時はシーラーは要りません。
写真のようにかぼちゃの縦筋ラインを思い出して塗ると自然に仕上がります。
穴あけ
ジェッソが乾いたら再度切り取るラインを鉛筆で描きます。うっすらとみえるのであれば書かなくても大丈夫です。
目打ちを直角に優しく突き刺して、ラインに沿って穴を開けていきます。
穴と穴をつなげるようにカッターで切り取っていきます。三角などの簡単な形からやってみるとコツがわかるようになりますよ。
全部の穴をくりぬいたところです。
目打ちでできた凸凹のラインは、カッターで滑らかにしておきます。
もっときれいにしたい時は、電動ドリルで研磨用バリ取り用の砥石を付けて均してください。
紙貼り
穴を開けると、穴の中がよく見えます。
今回はランプとして使いたいので、灯りを仕込んでいるのが丸見えと言うのは避けたいと思います。
と言うわけで、中から障子紙を貼って、灯りだけが見えるようにしました。
まずは瓢箪の下に4、5センチほどの穴を開けておきます。(色塗り写真参照)
障子紙は穴一つ一つを塞ぐようなサイズに切り取り使います。瓢箪の中にパーフェクトジェルを塗ります。塗りにくい時は筆で塗りましょう。
パーフェクトジェルを水で少し薄めたもので障子紙を抑えるようにして貼り付けます。これは筆を使って丁寧に抑えることが大事です。
色塗り
オレンジ色で全体を塗ります。乾いたらもう一度塗るときれいに仕上がります。
完全に乾いたら、瓢箪の厚み部分を黒で塗ります。
色が乾いたらニスを2度ほど塗ります。
ここで反省ですが、色塗りは先ほどの紙を貼る前の方が気楽に塗れたと思いました。障子紙に絵具が付きそうで大変でした(汗)
皆さんは工程を失敗しないように気をつけてくださいね。
ちなみに、先ほど障子紙を貼るときに「下に穴を開けておく」と述べましたが、その穴はこのくらいの穴です。
手はすっぽり入らないので、長めのピンセットなどがあるとやり易いですね。
小物作り(ハットとマント)
ハット(帽子)はスタイロフォームで形を作り、周りに黒のフェルトを貼りました。
グルーガンで貼りました。
マントは、長方形のフェルトで作ります。
縦の長さは立ち襟までを入れた長さで、幅は下のパンプキンの顔が隠れるかどうかくらいの幅です。
まず、タキシード風の襟になるように糸で留めておきます。次に立ち襟の境目辺りにザク縫いでギャザーを寄せて糸を止めておきます。
飾りのトリムを縫い付けます。ギャザーを寄せる前に縫い付けておきます。
ギャザーの山谷を利用して、その部分に小さな穴を開けて、紐を通し前で結べる様にしておきます。
蝙蝠のブローチは、ゴールドのグルーガンを平たくし、蝙蝠の形に切り抜きます。
蝙蝠の目に紫のビーズを貼り、裏にブローチの金具を貼り付けます。
灯りの仕込み
使用したLEDジュエリーライトはケーブルの長さが80センチのものを利用しました。
上のパンプキンにも灯りが入るようにしたかったためです。
帽子の芯材のスタイロフォームにワイヤー(針金)を埋めて、ワイヤーの下を鍵状に曲げて、そこにケーブルを掛けました。
電池のボックスは穴の中に入れておけば完成です。
完成
薄暮の頃撮影してみました。
いかがでしょうか?
LEDケーブルタイプを使って大正解でした。
予想通り上のパンプキンにも灯りが入りました!
小物作りがなければすぐにできてしまう「瓢箪ランプ」です。
瓢箪がお手元にある方!ぜひチャレンジしてみてください!とっても楽しいですよ!!
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