ハートの葉っぱが人気の観葉植物ウンベラータ。買ってきたままにしていたら、ヒョロヒョロと背だけが伸びてきて、葉っぱの付きが悪くなったりしていませんか?
ウンベラータは簡単に増やすことができる植物です。
また、切り戻すことで葉っぱが増えていく植物です。切り戻し&挿し芽で葉っぱを増やしてみませんか?
挿し芽に適した季節
ずばり6月です。
ウンベラータは寒さには弱いですが、暑さには強い植物です。ウンベラータが、だんだん好きな季節に向けて葉や根を伸ばす時期です。
挿し芽にする時期は守ったほうが安全です。暑くても寒くてもちょっとリスクがあります。
せっかく買った植物、大事に大きくしてあげたいですものね。
実践経過
2021年6月29日真っすぐ伸びたウンベラータをカットして、写真のように2つに分けて植えました。
前の茎の上に付いていた部分です。かなり小さくなりました。葉っぱがついていない茎は棒を立てたようになってしまいました。
棒が1本立ったようになっていた茎の先に葉っぱが付き始めました。
7月18日の写真です。
20日ほどでもうこんなになります。
挿し芽に準備するもの
剪定鋏はもちろんきれいなものがいいです。菌が付いていたりすると上手く行かないこともあるかと思います。
ウンベラータの切り口からは、白い樹液が出ます。手で触るとかぶれることがありますので、触らないようにゴム手袋などしておいたほうがいいかと思います。
その白い樹液はほっておいたらカサブタのようになるようですが、私は『トップジンMペースト』を塗っておきました。
『トップジンMペースト』は殺菌保護皮膜を速やかに作ってくれるので、雨水や雑菌の侵入を防ぎ、病害の感染も防いでくれるからです。
茎の上部の葉っぱが付いていたところは、これから発根してもらわないといけません。
なので、そちらには『ルートン』をちょっと付けておきました。
『ルートン』は植物の発根促進剤なので、活着が良くなってその後の生育もとても良くなるようです。
ほんの少ししか使わないし、お値段も安いのでオススメです。
写真を取りそびれていましたが、こちらも順調に育っていました。
現在の様子
1年ちょっと経った今は、こんなふうに大きく育ちました。
春先暖かくなってからはデッキに出してました。
部屋の中はどうしても日光不足になりがちなので外に出してあげると元気になります。
ただ、うっかりしてたら葉が焼けてしまうこともありますので、強い直射日光は避けたほうがいいです。
植物は日光と風と水が大切なので、窓を開けて風で葉っぱがそよぐようにしてあげるとか、サーキュレーターで空気の動きを作ってあげるのもいいかと思います。
寒さが苦手なウンベラータは、肌寒いなと感じる頃には部屋に入れてあげて管理する必要があります。
まとめ
- 挿し芽の時期は6月
- 準備するのは、手袋・剪定ばさみ・トップジンMペースト・ルートン
- 土は普通の培養土でOK
- ウンベラータを丈夫に育てるには、日光、風、水が大事
ウンベラータの挿し芽についてまとめてみました。いかがでしたか?思ったより手軽にできそうでしょ?次の6月にぜひお試しください。
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