今年も6月から7月にかけてカミキリムシがやってきました。
日がな一日飛んでくるのを見ている時間はないので、朝夕見て回れるときだけでも茎をかじっているカミキリムシを20匹ほど捕殺しました。まったく・・・何とかならないものでしょうか。
今年の被害と、この春に対策をしていた結果をまとめてみました。
2024年の被害
今年はバラには、カミキリムシは入らなかったようです。もちろんかじられた跡はあちこちに見られました。
この春に対策をとったのがよかったのかもしれません。どんな対策をとったのかこの後書き示すことにします。
今年は庭木のレッドロビン(アカメ)の下に木くずを発見しました!
辿っていくと、剪定したままの枝にぽっかり穴と木くず!! 穴がめっちゃ大きい!!
落ちている木くずの量と新しさを見ると、カミキリの幼虫がいるところです。ここの中にまだ幼虫がいて幹の中を食べているわけです。
被害の対策
まずはお決まりのこちら「住友化学園芸」の「カミキリムシ幼虫退治に」と言う殺虫剤!
これはスプレー口を、細くて3方向から噴霧するノズルに代えて使えるとても使いやすいものです。
先ほどの幹の穴にノズルを突っ込んで噴霧すると完了です。
そもそも大きな枝をそのままにしておいたのがよくありませんでした。
切った後すぐ、こちらの「トップジンMペースト」を塗っておくと、木のためにもよかったし、カミキリにもやられなかったかもしれません。
これは殺菌剤なので、強剪定した後など、茎から雑菌が入るのを防いでくれます。
ちょっと大きめの枝を切った跡にこちらを塗りこんでおきました。
2024年春に対策していたこと
毎年薔薇にカミキリムシ被害があるので、去年は冬剪定が終わった跡から芽吹いてくるまでの間に、一か八かの対策をしてみることにしました。
準備したもの
100均に販売している園芸用ネットを準備しました。全ての薔薇の根元をぐるりと覆うだけの長さが必要です。ちょっとたくさん巻いてある200円のものもあります。
カミキリムシも好みの薔薇があるようで、これまでに全く被害のないものには網はしませんでした。が、やはり今年も被害はありませんでした。
ちょっと太めの茎で、毎年カミキリムシにやられやすいバラには写真のように根元から30センチから50センチくらいまで網を巻いておきました。鉢植えの大事なバラも、大きい茎のあるものには巻いていきました。
結果
今のところバラには全く被害がありません。カミキリムシの木くずも見当たりません。
おそらく、カミキリムシが産卵したい場所に網が絡んでいるので、産卵ができにくいのではないかと思われます。飛んできた時に、邪魔な網があると身の危険もあるしカミキリムシも警戒するのかもしれませんね。
まとめ
被害にあってからの対策よりも、被害にあわない対策を!!
と言うことで、これまでいろいろ試してみましたが、今年の網を巻く対策が一番カミキリムシ対策に効果がありました。
問題は対策する木の本数になるかもしれませんが、大事な品種をカミキリムシにやられてしまうことを考えると、ひとつの対策になるのではないかと思います。(あくまで個人の考えですが)
参考の一つになれば幸いです。
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