2024~2025冬剪定&誘引

冬剪定と誘引 ガーデニング

もう冬剪定はお済でしょうか?

九州福岡では、12月になってもまだバラが咲き続ける状態で、葉が落ちることも少なく剪定時期には悩みました。

冬剪定いつする?

通常、冬剪定は12月から2月下旬までに完了しようとありますが、12月になっても葉も落ちず、つぼみも次々に着き花も開く状態です。

と言っても、2月立春を過ぎるとそろそろ芽吹いてくる時期でもあります。

2024年は秋が短く夏からいきなり冬とメディアでは言っていますが、植物は暢気にまだ秋の花をせっせと付けている状態です。

去年は12月末から1月第1周目で冬剪定をしました。

今年はカレンダーの都合がいいのか悪いのか、10日ごろまでは身動きが取れず、成人の日当たりの3連休にする、もしくはその翌週当たり20日ごろまでに終えると予定することにしました。

結局天候のせいもあり(10日には雪が積もった!)17日から取り掛かることにしました。

雪が積もったおかげで、バラもやっと冬を自覚したようで、17日から取り掛かれたのはとてもいいタイミングだったようです。

剪定前と剪定後

つる薔薇

「ロイヤルサンセット」と「キング」を植えている所から取り掛かりました。

2階のベランダまで届くほど大きくなってしまいましたが、1階の柱の高さくらいまでにまとめたかったので、この枝から30センチほど伸ばしたところに花が付くと考えて、網の高さまでで収まるように剪定しました。

玄関からは柱で見えないので、こぼれた花が少し見えるように右側に少しだけ枝を出し、足元はキングを配置誘引しました。

アーチの左右に「ピエール・ドゥ・ロンサール」を植えています。1本(写真の左側)はもう30年近くのものです。とても古くなった枝は去年抜いたので、今年は整えるだけでいい感じになりました。

右側はシュートがたくさん出て、かなり込み入った状態になっていました。次世代に残す枝は、元気で何度切っても大きな枝が出てくるのを2本ほど選び誘引し、すべての枝は咲いた時をイメージして剪定しました。

大輪の花なので、茎が細いものはどんどん切っていきましたが、写真で見るともう少し切ってもよさそうな枝がたくさんありますね。

黄色の花を咲かせる「カジノ」も最後まで花をつけていましたが、葉をとってしまって剪定するには茎がしなやかで扱いやすい品種です。茎をグンと伸ばしてその先に花をつけるので思い切って剪定し、緩やかにS字を描くように誘引しました。

木立薔薇

地植えの「クイーンエリザベス」は2メートルほどになっていました。花後の剪定がちょっと足りなかったようです。切ったらその後からまた数10センチ伸ばした先に花をつけるのであっという間にこの高さになってしまいます。

思い切って2/3は切り戻しました。今年の花後はしっかり切ることにしようと思います。

鉢植えの「ホワイトメイディランド」は、フェンス仕立てにしているので、とても扱いやすいものです。こちらも結んでいた部分をすべて解き放ち、無駄枝や枯れ枝を整理して新たに誘引しなおしました。

剪定誘引後の作業

剪定と誘引が終わった後は、バラに寒肥を与える作業をしました。

用意するもの:バラの肥料  牛糞堆肥   スコップ  根切り用の小さなのこぎり  計り

小さなのこぎり これが優れもの!

地植えのものは根っこの周りを2~3か所スコップで穴を掘り、白くて細い根を少し切ります。スコップで切りにくいときは、小さなシャベルやのこぎりを使ってやりました。

肥料は適量が描いてあるので計りで計ってぱらぱらと蒔きます。其の上に牛糞堆肥をのせて少し混ぜ、掘った土も戻して混ぜて完了です!

植木鉢はスコップではなく、小さなのこぎりで植木鉢の縁をなぞるようにすると、白い毛根がのこぎりについてきます。それを2か所ほど(大きな鉢は3か所ほど)掘ってみると、根の育ちがよくわかります。肥料を入れて堆肥を入れての作業は地植えの時と同じです。

肥料の量は鉢の大きさで変わるので大まかでいいので計った方がいいかと思います。

肥料と堆肥を入れる作業もすべて終わったら、たっぷり水やりをして終了です。ε-(´∀`*)ホッ

冬剪定を終えて

3日にわたって全ての薔薇の剪定誘引が終わりました。

剪定枝を処理場に持って行ったら40キロありました。がんばったぁ

本格的に誘引剪定をし始めたのは5,6年ほど前からの私です。それまでは放置してやりっぱなしでした(笑)

なので誘引のセンスもまだまだですが、最近はいろんなところで情報がみられるので、自分がどう咲かせたいのか?を描ければ、誘引も楽しい作業になるということがよくわかりました。

バラは元々強い植物なので切る場所を間違えたら枯れるということはない(花数は減ったりするけど)ので、基本的な考え方で剪定すればいいと思います。

肥料は、自分が思っていたより多いなと感じたことがあったので、量や時期や使い方などはちゃんと読んで指示に従う方がいいと思いました。

この冬剪定で、それでもやはり思い切ってきれなかった薔薇が、この春どんな咲き方をするのか?また見ていきたいと思います。

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