お正月明け5日から今日9日まで毎日朝から夕方までかかって、やっと作業が終わりました。
ここ九州福岡は、温かいせいかもう新芽が沢山出ています。通常2月の中旬までに冬剪定を完了したらいいと言われてますが、このあたりは遅くても1月末までには終えた方がいいのではと思います。2月の上旬から中旬になるとたくさんの新芽が芽吹いてきて、その時点での剪定はちょっと遅いような気がします。
年に1回の作業、なかなか慣れないままですが、春の花付きをイメージしながらなんとか終わったという感じです。
トレリスの更新
去年の春溢れるように咲いてくれたレオナルドダビンチは、トレリスに誘引していましたが、一気に成長したので今回格安トレリス?に更新しました。
ホームセンターで売ってる”ワイヤーメッシュ”(3.2✕100✕100)が更新したトレリスです!
そのままだと錆びるので、塗料を塗って用意しました。玄関の門に100均ワイヤーでくくりつけました。
取り外したトレリスの10分の1ほどの金額でワイヤーメッシュは購入できてコスパ半端ないです!!超オススメ!!! 結ぶところが網目になっているから結びやすいのもいいですね!
つるバラの冬剪定と誘引
我が家のつるバラは12本です。今回は我が家で一番大きくて、写真でもわかりやすいもの4本です。
サハラ98とローブリッターの剪定と誘引
サハラ98は一昨年、いきなり枯れて瀕死でした。諦めかけていた頃、シュートが出て来て復活しました!
ただ、今も枝はそのシュート1本のみ!
今年もシュートがでてくれるように、と思いますが、今年は細い枝を整理する程度の作業です。
とはいえ、枝がさらに枝を伸ばして、アーチの頂点には5本の枝を誘引するまでになりました。
本当はもう少し減らしたほうがいいのかもしれませんね。
ローブリッターは黒のオベリスク仕立てにしています。
一旦枝を全部解いて整理をして、今年は白いアーチの横にオベリスクを移動しました。
ローブリッターの枝はしなやかで、細くて曲げやすいのですが、オベリスクの内側(しかも構造の細い間)に入り込んだ枝を外側に出すには、オベリスクをノコギリでカットするしかありません。
幸いに、プラスティックのオベリスクなので、予定通りの移動と誘引ができました。
地植えでオベリスクなどを設置するときは、大きな茎はその構造物の外側にくるように気をつけておかないと、あとで困ったことになりかねませんね。
ピエール・ドゥ・ロンサールの剪定と誘引
大輪のピエール2本をアーチの左右に植えています。
1本は3年ほど前に植えましたが、もう1本はもう20年以上前に植えたものです。
去年の反省として、1年であっという間に2m超えに伸びたシュートを、思い切って切らなかったことです。
アーチのカーブするところあたりで切ったものの、その先だけしか新芽はつかず、曲げることもできず、大きな茎なのに棒のようになっているだけです。
なので、今年は思い切って1m弱のところでバッサリ切り、そこから出る芽に期待することにしました。
鉢増し(鉢替え)と寒肥
剪定をしてしまうと枝が半分近くになるので、このままでいいような感じがしますが、予定通り2鉢だけ鉢増ししました。
枝が伸び花が咲いたときに、鉢とのバランスが悪くなっているのをよく見て決めることにしています。
鉢増ししていないものも、本当は土替えをしたほうがいいのでしょうが、堆肥と寒肥を施しました。
地植えのものも同様にしました。
地植えしていた「かおりかざり」は場所が悪かったせいで、弱ってしまったので、一旦鉢に戻して日当たりの良いところで管理することにしました。
バラ用の土は作る
私はバラ用の土は使っていません。量が必要なのにお高いので。。。
草花用の培養土(肥料なし)に、+堆肥+油かす+赤玉土+米ぬか で作ったものを使っています。
これまでなにか問題があったことはありません。
堆肥はこれまで牛糞堆肥を使っていましたが、今回はバーグ堆肥にしてみました。
これがどう影響するかはわかりません。どちらも見た目も触り心地も変わりませんね。
堆肥はとても大事ですから、どちらでもいいとは思いますが、牛糞堆肥のほうがなんだか栄養たっぷりな気がします。どうなのかな?
冬剪定を終えて気づいたこと
我が家の35本のバラの剪定が終わって、つるバラは誘引も終わりましたが、こうやって写真に撮ってみるとまだまだ剪定に課題があることがわかりました。(小枝や細い枝がまだまだ多い〜)
自分の癖で、枝先が2手に別れているときにどちらとも残してしまって、V字になって残っていることも今回気が付きました。
新芽がついている枝を見ると、つい残してしまいがちなことも課題です。
ユーチューブなどでしっかり見て頭で理解しているつもりでも、いざ実際のバラを前にすると、どうもうまくいきません。
年に1回の冬剪定。10年でも10回しかないことなので勉強と経験を重ねていくしかありません。
この春にどれだけの花を見られるか、剪定の良し悪しはそこで結果を見られることになります。
またその時にも投稿したいと思います。
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